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達成度の計算について
プロジェクトの進捗状況を確認するために達成度をプロジェクト一覧に表示します。この時の達成度の計算方法について説明します。
達成度の種類について
プロジェクトの達成度の計算方法は、以下の2種類から選択します。 この計算方法については、プロジェクト登録画面にて設定します。詳細については、「プロジェクトを登録する」を参照してください。
項目 | 説明 |
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アクションの達成状況により計算する方法 | アクションの達成状況からタスクの達成率を計算します。
目標値に関係なく、一つ一つの業務(アクション)の達成状況で、全体の進捗に比例させる場合に利用します。 優先度を加味する場合と加味しない場合の2種類に分けられます。 |
タスクの達成率より計算する | タスクに目標値(例えば金額)を設定し、その目標値に対する達成数値の割合を計算します。
個別のアクションの完了より、達成数値が優先される場合に利用します。 優先度を加味する場合と加味しない場合の2種類に分けられます。 |
アクションの達成状況により計算する(優先度なし)
製品改良プロジェクトや研究開発プロジェクトなどで、目標数値が関係なく、一つ一つの業務(アクション)を達成していくことで進捗度を測りたい場合に利用します。
下の例では、アクション1、アクション5が完了した場合、 プロジェクトの達成度は、37%(25%+50%/2)という計算になります。
アクションの達成状況により計算する(優先度を加味)
プロジェクトに登録された各タスクの中でも、重要度や優先度の違いがあります。その違い(優先度)を考慮して、アクションの達成率を計算します。
下の例では、アクション1とアクション5が完了した場合、プロジェクト達成度は40%(10%+30%)、という計算になります。
優先度・・・タスク1=2 : タスク2=3 とした場合、各タスクのウエイトは、タスク1=40%、タスク2=60% と計算されます。
そのウエイトを登録されているアクションに割り振り、1つのアクションのウエイトを出します。
優先度は、合計が10や100にならなくても、自動的に100%に換算して達成度を導き出します。 タスクに優先度(ウエイト)をつけることで、より精度の高い進捗度を把握することができます。
タスクの達成率より計算する(優先度なし)
1つ1つのアクション完了より、タスクの達成値が優先される場合に利用します。
下の例では、アクション1が50万円で完了、アクション5が8万円で完了した場合、プロジェクトの達成度は33%(50%+16%)/2、という計算になります。
各アクション達成値(金額/個数/台数など)からタスク達成度を計算します。
タスク1の達成度は、(50万円/100万円)x100=50% タスク2の達成度は、(8万円/50万円)x100=16%
タスクの達成値から達成率を計算する場合、プロジェクトの「目標値」入力が必須となります。
また、プロジェクトの達成値は、アクションの完了個数に関係なく、タスクで設定した目標値に対する達成数値で決定します。
タスクの達成率より計算する(優先度を加味)
プロジェクトに登録された各タスクの中でも、重要度や優先度の違いがあります。その違い(優先度)を考慮して、タスクの達成率を計算します。
下の例では、アクション1が50万円で完了、アクション5が8万円で完了した場合、プロジェクトの達成度は29%(20%+9%)、という計算になります。
優先度・・・タスク1=2 : タスク2=3とした場合、それぞれのウエイトがタスク1=40%、タスク2=60%と計算されます。
次に、各アクション達成値(金額/個数/台数など)からタスク達成度を計算します。
タスク1の達成度は、(50万円/100万円)x100=50% タスク2の達成度は、(8万円/50万円)x100=16%
更に、タスク達成度にウエイトをかけます。タスク1の達成度は50%x0.4=20% タスク2の達成度は16%x0.6=9.6%
優先度は、合計が10や100にならなくても、自動的に100%に換算して達成度を導き出します。